定義
蛍光染色は、顕微鏡スライド上の試料を可視化し、細胞や細胞構成要素、真菌、胞子、細菌などを個別に観察できる手法です。生細胞・固定細胞の組織も対象となります。
使用目的
蛍光染色は、試料を高いコントラストで観察し、特定の構造や成分を分離・同定するために用いられます。例として、細胞核のみを強調して他の細胞成分と区別することが挙げられます。
蛍光染色の手順
- 観察したい細胞、DNA、真菌、細菌などの試料をスライドに固定する。
- 適切な蛍光染料を滴下し、染色させる。
- 染色したスライドを蛍光顕微鏡で観察する。
代表的な蛍光染料
- ヘマトキシリン:核を染色。
- エオジン:細胞質を染色。
- フクシン:コラーゲンや平滑筋細胞を染色。
- フォン・コッサ染色:組織中の石灰化を可視化。
- ローダミン:タンパク質を染色。
- マラカイトグリーン:細菌や胞子を染色。
上記以外にも、目的に応じた多数の蛍光染料が利用されています。
