XTT細胞生存率アッセイプロトコル
XTT細胞生存率アッセイプロトコルは、マイクロプレート上で細胞の外部刺激に対する応答を測定することで、生存細胞数を安全かつ簡便に定量する方法です。放射性物質であるチミジンを使用するMTT法に比べ、XTT法は放射性試薬を使用せず、再現性の高い信頼性のある結果が得られます。
化学反応
XTT法はテトラゾリウム塩を用いて細胞増殖、細胞生存率、細胞毒性を測定します。代謝活性のある細胞のミトコンドリア内にあるテトラゾリウム還元酵素系がテトラゾリウムを還元し、フォルマゾンへと変換される反応を利用し、マイクロプレートで迅速に測定できます。
XTTプロトコルの構成要素
本プロトコルは「XTT試薬」「XTT活性化剤」「XTT作業液」の3つの試薬を使用します。
XTT試薬は20℃以下で保存し、使用前に37℃に加温して沈殿物を溶解させます。
XTT活性化剤も20℃以下で保存し、使用前に完全に溶解するまで37℃に加温します。
作業液は、XTT試薬5 mLにXTT活性化剤100 µLを加えて調製します。
XTTプロトコルの利点
放射性チミジンを使用しないため安全です。
感度が高く、迅速に結果が得られます。
細胞の安定化ステップが不要で、ハイスループット測定に適しています。
細胞ロスや結果のばらつきを低減し、再現性の高いデータが得られます。
