相対的改善の計算方法
概要
医療の質が向上しているかを評価する方法として、絶対改善と相対改善があります。医療の質は、特定の集団や状況に対して提供すべき医療基準(ベンチマーク)で測定されます。相対改善は、ベンチマーク達成率または未達成率のいずれかを基準に計算する2通りの方法があります。
必要なもの
- 計算機(電卓)
手順
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同じベンチマークについて、2つの時点のデータを収集します。例として、64歳以上の加入者に対するインフルエンザワクチン接種率を、2009年(ベースライン)と2010年(フォローアップ)に取得します。
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絶対改善を求めます。ベースライン年のベンチマーク達成率とフォローアップ年の達成率の差です。2009年に42%、2010年に62%だった場合、絶対改善は 62%‑42%=20ポイントです。
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ベースラインの未達成率(失敗率)を算出します。100%からベースラインの達成率を引きます。42%が達成されたので、100%‑42%=58ポイントが失敗率です。
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相対改善の第一の算出方法:絶対改善をベースラインの達成率で割ります。20ポイント ÷ 42ポイント ≈ 0.476、すなわち 47.6%です。この方法はベンチマークの初期達成率を基準にします。
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相対改善の第二の算出方法:絶対改善をベースラインの未達成率で割ります。20ポイント ÷ 58ポイント ≈ 0.345、すなわち 34.5%(四捨五入)です。この方法はベースライン時点で基準を満たさなかった割合を基準にします。
まとめ
絶対改善は単純な差分で、相対改善は基準となる数値(達成率または未達成率)で割ることで、改善の度合いをパーセンテージで表します。状況に応じて適切な算出方法を選択してください。
