発展途上地域の医療サービスでプライマリケア従事者を育成する方法
世界保健機関(WHO)は、プライマリヘルスケア(一次医療)の目標を「すべての人々の健康向上」と定めています。普遍的な一次医療を実現するには、医療費を負担できない人々のニーズに応え、期待を把握し、公共政策に一次医療を組み込み、リーダーシップを発揮し、住民自身の参加を促すことが必要です。一次医療は、カウンセリング、予防、健康教育、検診など多岐にわたります。アラスカの孤立した村やアフリカの難民キャンプなど、発展途上の医療現場で従事者を訓練するには、綿密な計画と実施が不可欠です。
訓練実施手順
-
訓練対象者を特定する。一次医療の経験がある者もいれば、患者と医師の橋渡し役や通訳として働く、知識が限られた地域住民もいます。
-
対象者の一次医療に関する知識レベルを把握する。前提知識を想定すると、受講者がフラストレーションを抱く恐れがあります。ベースライン評価で今後の方針を決めましょう。
-
適切な教育手法を選ぶ。識字率が低い場合(米国でも発生し得ます)には、口頭で資料を伝え、同様に口頭で評価します。
-
ディスカッション中心の活動を取り入れる。一次医療提供には患者との対話が不可欠であり、コミュニケーション能力の向上が重要です。
-
カリキュラムを現場のニーズに合わせて調整する。大学や大病院で作成された教材は、資材が限られた現場では使いにくいことがあります。
-
定期的な評価を組み込む。概念を小分けにして教える「Teach‑Test‑Review」方式が効果的です。
-
訓練後にフィードバックを収集し、次回のプログラム改善に活かす。
