医療アシスタントとは?役割・歴史・将来性を解説

米国労働省が発行する『職業展望ハンドブック』によれば、医療アシスタントは今後も急速に成長する職種と見込まれています。医療分野の技術進歩に伴い、日々コンピュータや各種医療機器の操作が求められます。

歴史

1956年に米国医療アシスタント協会(AAMA)が設立されるまで、医療アシスタントは特定の職種として認識されていませんでした。当時は業務範囲や権限が曖昧で、州ごとに規則が異なることが多くありました。現在では、認定医療アシスタントは臨床業務を行える一方、未認定者は主に事務的業務に限定されます。

役割

医療アシスタント(MA)は、診療所や医療事務所が円滑に運営されるよう多岐にわたる業務を担当します。電話応対や予約管理、治療手順の説明、器具の滅菌などが主な業務です。また、処方箋の入力、保険会社とのやり取り、請求書作成や会計処理も日常的に行われます。

特徴

医療アシスタントには国家資格がないため、患者と直接接触する業務には制限があります。例えば、診療記録の更新や検体の採取は可能ですが、注射の実施やアレルギー検査、医療相談への回答は行えません。AAMAやNational Board of Medical Examinersが提供する任意の認定を取得すれば、X線撮影や採血といった追加業務も可能になります。

留意点

医療アシスタントは歯科診療所では働きません。歯科は別の専門領域であり、歯科助手が必要です。また、薬局助手や理学療法士補助者、在宅医療ヘルパーの役割とも異なります。特別な資格がない限り、検査の実施や薬剤投与量の助言、処方箋の更新は行えません。

将来性

医療アシスタントは診療所、介護施設、外来センターなどさまざまな現場で活躍し、業務内容や学歴に応じて給与に差が出ます。一般診療医の診療所や専門医(足病医、カイロプラクター)と共に働くケースが多く、認定資格を持つ者や民間診療所での勤務は比較的高収入です。

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