ウエスタンブロットのプロトコル

ウエスタンブロットは、医療や生命科学の研究室で日常的に使用されるタンパク質検出法です。適切に実施すれば、組織サンプル中のタンパク質発現を定量的に解析できます。サンプルごとに条件が異なるため、正確な結果を得るには決まった手順に従うことが重要です。

洗浄(Washing)

抗体溶液で膜をインキュベートした後、使用する抗体に応じた時間が経過したら、EnCor Biotechnology の推奨に従い、TBS(トリス緩衝塩酸)で室温で3回洗浄します。TBS は pH とイオン組成が定められた洗浄バッファーで、各抗体ステップの間に必ず洗浄します。

染色液の調製

WesternBlotting.org によると、染色液は使用直前に調製することで最良の結果が得られます。市販品と自作の二種類がありますが、どちらの場合でも直前に混合することが必須です。

  • 化学発光(Chemiluminescence)染色は、情報量が最も多く、暗室での現像が必要ですが、費用が高くなります。
  • HRP(Horse Radish Peroxidase)染色やアルカリホスファターゼ(Alkaline Phosphatase)ブロッティングも選択肢です。

バッファーの使用

染色後の処理では、適切なバッファーが重要です。

  • 化学発光染色では、酢酸アセテートバッファーを上からかけるのが標準手順です(WesternBlotting.org)。
  • HRP染色では、褐色の発色産物を得るために酢酸アンモニウムバッファーを使用します。
  • アルカリホスファターゼブロッティングでは、紫色の発色産物を得るためのバッファーはやや複雑で、市販品を使用するか自作する必要があります。

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