半定量尿検査の利点は何ですか?
ラボで用いられる尿検査には様々な方法がありますが、最も一般的なのは半定量尿検査(ディップスティック検査)です。試験紙を尿に浸すだけの簡便な方法で、結果は色の濃さで示され、濃度が高いほど暗い色になります。読取装置は「1+」から「4+」までのスケールで表示します。
感染の検出
- 白血球と亜硝酸塩の有無を確認し、感染の有無を判断します。亜硝酸塩は細菌の代謝産物で、白血球は感染時に増加します。
糖尿病のスクリーニング
- 通常の尿には糖は検出されません。ディップスティックでグルコースが陽性になると、糖尿病の可能性が示唆されます。
タンパク尿の評価
- 一時的なタンパク尿は生理的なものかもしれませんが、陽性が続く場合は腎機能障害を疑います。再検査が必要です。
血尿の検出
- 肉眼では見えない血液もディップスティックで検出でき、腫瘍、結石、外傷など様々な腎・尿路疾患の指標となります。
このように、半定量尿検査は迅速かつ低コストで多くの疾患をスクリーニングでき、医療現場で重宝されています。
