退役軍人局(VA)の医療給付制度
退役軍人局(VA)の医療給付は、対象となる健康問題が軍務に起因するかどうかで大きく異なります。軍務起因の健康問題は、非起因の問題に比べて手厚く支給されます。また、給付は健康問題の性質だけでなく、退役軍人の収入や障害等級(例:100%は完全に自宅での生活が必要な状態)にも基づきます。
入院費用
- VA施設での長期入院費の80%をVAが負担します。退役軍人は収入や障害等級に応じて、残りの20%(最大1回の90日間で最大213.60ドル)を自己負担します。
医薬品
- 軍務起因の傷病に対する薬剤費は全額VAが負担します。非起因の病状の場合は月額8ドルの自己負担金が必要です。自己負担金は退役軍人の収入に応じて調整されます。
診療費
- 一般診療(プライマリケア)では、ほとんどの退役軍人が15ドルの自己負担金を支払います。専門医の場合は症状により50ドルが課されることがあります。ただし、薬物・アルコール依存治療、がん検診、医療教育に関する診療は自己負担金が免除されます。
交通費
- VAは軍務起因の健康問題に対してのみ、VA施設への交通手段を提供します。2009年時点での料金は片道3ドル、月額最大18ドルです。費用負担は退役軍人の財政状況と傷病の性質により判断されます。
カウンセリング
- すべての戦闘退役軍人に対し、民間生活への移行を支援するカウンセリング費用は全額VAが負担します。また、戦闘で死亡した退役軍人の家族に対する喪失カウンセリング費用も全額支給されます。心理サービスは無料で提供されます。
住宅改修
- 障害等級が30%以上の退役軍人には、住宅改修費用が支給されます(VAの審査あり)。戦闘退役軍人の場合、車椅子用スロープなどの移動性向上や快適性向上のために最大4,100ドルが支給されます。非軍務起因の健康問題に対しては、最大1,200ドルが支給対象となります。
