ペトリ皿でE. coliを培養する方法

大腸菌(Escherichia coli)は、1885年にドイツの細菌学者テオドール・エシェリッヒが発見した代表的な細菌です。グラム陰性菌であり、温血動物、とくに人間の腸内に常在し、消化を助けますが、一部の株は病原性を持ち、感染症の原因となります。培養が容易で費用も低いため、生物学や微生物学の実験モデルとして広く利用されています。

必要なもの

  • バンセンバーナー
  • 菌ループ(接種ループ)
  • E. coli 培養液
  • 栄養寒天プレート(ペトリ皿)
  • インキュベーター

手順

  1. 栄養ブロスに入った E. coli の培養液を用意し、栄養寒天が入ったペトリ皿を準備します。菌ループで培養液をすくい取ります。
  2. 菌ループを使って寒天面に培養液を点々と置きます。このとき、皿の蓋は寒天面に近づけておき、空気中の汚染物質が混入しないようにします。
  3. 複数回ストリークする場合は、菌ループをバンセンバーナーの炎で軽く加熱し冷ました後、別の位置で再度ストリークします。
  4. 接種が終わったら、皿を逆さまにしてインキュベーターに入れ、25℃で48〜72時間培養します。逆さまにすることで結露を防ぎます。培養が完了すれば、コロニーがはっきりと観察できるはずです。

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