フォーミュラリーメディシンとは何か?

歴史的に、薬の調剤は医師と薬剤師の両方が行っていました。当時は薬事政策を策定する委員会も、承認薬のリストも存在せず、医師は自らの診療室や持ち運び用の箱に薬剤を保管し、患者の前で処方を調合していました。1930年代に入ると、フォーミュラリーメディシンが体系化され始めました。

フォーミュラリーメディシンの定義

米国メリヤム・ウェブスター辞典によると、フォーミュラリは「医薬品や調合式を掲載した書籍」を指します。また、レシピや処方の集合体としても用いられます。医療保険の文脈では、保険が適用する処方薬の一覧を指し、患者自身の服薬リストを意味することもあります。

起源

1930年代、ニューヨークのベルビュー病院で初めてフォーミュラリ委員会が設置され、薬の配合や製造に関する合意が形成されました。それまで、許容できる薬剤やその品質・安全性を監督する仕組みは存在しませんでした。この委員会を皮切りに、以降設置された多数の委員会が薬剤の品質管理や適正使用を推進し、現在のフォーミュラリーメディシンへと発展しました。

保健福祉省の取り組み

米国保健福祉省は、州別に処方薬プランを検索できる「メディケア・フォーミュラリ検索ツール」を提供しています。検索結果には、プラン名、運営会社、カスタマーサービス電話番号、ウェブサイトのURL が掲載され、ほとんどのリンクは直接プランのメディケア・フォーミュラリ情報へとつながります。

未承認薬(非フォーミュラリ薬)

処方薬プランのフォーミュラリに掲載されていない薬は「非フォーミュラリ薬」または「非優先薬」と呼ばれます。この場合、保険は費用を負担せず、患者は全額自己負担で購入する必要があります。プランはしばしば、同等の効果が期待できるフォーミュラリ薬を代替として提示し、費用対効果を重視した選択が行われます。

自然療法とフォーミュラリーメディシン

フォーミュラリーメディシンは、医薬品メーカー(薬の開発者)、調剤薬剤師(処方を調合する者)、そしてハーブや自然由来の処方を提供する代替医療従事者を含む広範な領域です。オレゴン州では、上院法案327号により自然療法医が従来の医薬品フォーミュラリに加えて自然療法フォーミュラリからも処方できるようになりました。例として、バイオバコール社は自然薬と西洋薬の両方を活用した研究開発を行っています。

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