スポーツ理学療法士とは?
スポーツ理学療法士は、スポーツ障害を受けた患者のリハビリテーションを専門とする高度な訓練を受けた医療専門職です。コンタクトスポーツだけでなく、ゴルフや水泳、ボウリング、エクストリームスポーツなどでも重度の怪我が起こり得ます。スポーツ理学療法士は、スポーツ医学の知識と技術を活かし、選手の回復を支援します。
動作要素の評価
スポーツ理学療法士は、怪我により制限された動作を総合的に評価します。評価項目は、筋力、可動域、バランス、姿勢、柔軟性、動作メカニクス、協調性、持久力、全体的な可動性などです。各種テストやエクササイズを通じて、患者ごとのリハビリ計画を策定します。
治療プログラムの作成
評価結果に基づき、怪我の種類に応じた治療プログラムを設計します。主な要素は、問題の原因に関する教育、機能向上を目的としたエクササイズ、患者の積極的な参加です。エクササイズは可動域、筋力、バランス、持久力、協調性の向上を狙い、必要に応じてマッサージ、牽引、温熱療法、水療法などの特殊技術も併用します。
治療の範囲
怪我の重症度は選手ごとに異なるため、個別のニーズに合わせたプログラムが必要です。たとえば、足首をねじったバスケットボール選手は、週3回の筋力トレーニング、バランスドリル、温熱療法などを受けます。治療期間と強度は、回復の進捗に応じて調整されます。
教育
スポーツ理学療法士になるには、長期間の専門教育と資格取得が必要です。州や国によって規定は異なりますが、一般的に2〜3年の集中プログラムを修了し、学士号と理学療法の修士号を取得するケースが多いです。あるいは、専門学校で選手向けの資格を取得する方法もあります。
勤務先
スポーツ理学療法士は、学校(小中高等教育から大学まで)のスポーツチームや、プロチーム、病院、個人開業など、さまざまな環境で活躍します。
平均給与
給与は勤務先や経験により大きく異なります。プロチームや大規模大学に勤務する理学療法士は高収入で、一般的な平均年収は米国で約70,000ドル(2009年時点)とされています。
