車椅子用アームレストカバーの作り方
はじめに
車椅子のアームレストに腕が常に接触していると、皮膚に負担がかかり、圧迫性潰瘍(床ずれ)や摩擦による痛みが生じやすくなります。硬い表面との継続的な接触は、皮膚を柔らかくし、炎症や潰瘍の原因となります。アームレストカバーを取り付けることで、肌への刺激を軽減し、快適さと安全性を向上させることができます。本記事では、安価な材料で自作できるフォーム製アームレストカバーの作り方をご紹介します。
必要な材料と道具
- ポリエチレン製フォームパイプ用絶縁材(2本)
- ビニールシート(約1ヤード)
- 4部構成のグリッパースナップ(8個)
- はさみ
- 巻尺(メジャー)
- 自動ハンドプレススナップ機
- 消えるインクのマーキングペン
- エクスアクトナイフ(カッターナイフ)
作り方(手順)
巻尺でアームレストの長さと幅を測定し、メモしておきます。測定したサイズに合わせて、フォームパイプ絶縁材をエクスアクトナイフで切り出します。
切り出したフォームを、既存の縦方向の開口部に沿って開き、アームレストに合わせて装着します。もう一方のアームレストでも同様に行います。
アームレストのサイズに対し、幅に2インチ、長さに1インチを加算した寸法でビニールシートを測ります。消えるインクのペンでマーキングし、2枚のビニールを切り出します。
ビニールの長辺に沿って、外側から1.5インチ内側に最初の線を引き、そこからさらに1.5インチずつ、計4本の目印を付けます。
ビニールを裏返し、反対側の長辺でも同様に1.5インチ間隔で4本の目印を付けます。これで各ビニールに合計8本、2枚で計16本の目印ができます。
自動ハンドプレススナップ機と4部構成のグリッパースナップを使用し、ビニールの目印位置にスナップの上部を取り付け、裏側から下部のクラスプをプレスして固定します。2枚のビニールそれぞれで同様に作業します。
スナップが付いたビニールシートをフォームパイプの上に被せ、スナップの面が下向きになるようにします。すべてのスナップを留めて固定すれば完成です。もう一方のアームレストでも同様に作ります。
まとめ
自作のアームレストカバーは、安価で簡単に作れ、皮膚の保護に大いに役立ちます。定期的にカバーの状態をチェックし、必要に応じて交換してください。
