医療辞書の概要と活用法
医療辞書は、医療用語を学び直したい人や、日常業務・授業で必要とする人向けに、数多くの選択肢があります。かつては書籍のみでしたが、現在はインターネットでワンクリックで利用できます。
歴史
最初の医療辞典はウィリアム・アレクサンダー・ニューマン・ドーランド(MD)が1890年に出版した「American Illustrated Medical Dictionary」でした。1898年には500ページのポケットサイズ「American Pocket Medical Dictionary」が登場し、1956年にドーランドの名前を冠した「Dorland's」へと改称され、以降人気が高まりました。
種類
現在市販されている医療辞典の中で、特に業界をリードしているのは Stedman's、Taber's、Dorland's の3社です。各社とも医療従事者向けと一般向けの複数の版を出しており、毎年新しい版が刊行されています。紙媒体だけでなく、オンライン版も提供されています。
特徴
医療辞典は医師や医学生だけでなく、一般の方にも有用な膨大な医療情報を収録しています。略語、検査手順、OTC・処方薬、疾患、解剖学、薬理学、病理学などを網羅し、対象読者に合わせたイラストや詳細解説が付随することもあります。
機能
医療辞典は医療従事者、学生、一般の方が医療に関する疑問を手軽に調べられるツールです。インターネットやポケットサイズの書籍で簡単にアクセスでき、医学生にとっては一つの情報源として非常に便利です。
留意点
医療辞典は診断や治療の代替手段ではありません。医療従事者の補助ツールとして利用すべきであり、自己診断や自己治療の根拠にするべきではありません。正しい医療知識の普及と教育に役立つ情報源です。
