民間保険からメディケアへの切り替え手順
米国の民間医療保険は、年齢が高い人や慢性疾患を抱える人にとって高額になることがあります。メディケアは、シニアや特定の医療条件を持つ人々に手頃な保険を提供する全国プログラムです。ここでは、民間保険からメディケアへ移行する際の主要なステップをご紹介します。
適格性の確認
メディケアは基本的に65歳以上の米国市民または永住者が対象です。65歳未満でも、障害年金(Social Security Disability)を受給している場合は自動的に加入手続きが行われます。また、米国に継続して5年以上居住していることが条件です。
メディケアへの加入
障害者で自動的に加入しない限り、本人で手続きを行う必要があります。加入は「初回登録期間」に限られ、対象者が65歳になる月の3か月前から3か月後までです。この期間に加入すれば、パートA、B、D、補足保険など希望するパートを自由に選べます。期間外に加入した場合、次の年次オープンエンロールメントまで待つ必要があり、遅延加入罰金が発生することがあります。
従来の保険の解約
メディケアへの加入が完了し、保険の給付開始日が決まったら、現在の民間保険を解約します。給付開始日は登録時期によって異なり、最初の3か月内に登録すれば65歳の誕生日の月の初日から、以降は登録月の次月、またはその次月から開始されます。解約は保険会社へ電話または書面で通知してください。
保険料の支払い
メディケアは無料ではありませんが、パートAは10年間(40四半期)にわたってメディケア税を支払っていれば保険料が免除されます(障害年金受給者も同様)。免除対象外の場合は月額保険料が必要です。パートB、D、補足保険もそれぞれ月額保険料が設定されており、支払いを遅れると給付が停止します。低所得者は州のメディケイドで保険料補助を受けられる場合があります。
