仕事を辞めて医療保険を失ったら、どうすればいいですか?
仕事を辞めて健康保険がなくなった場合、利用できる選択肢はいくつかあります。連邦法で定められたCOBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)や、州が提供する医療支援プログラム、補足保険、処方箋割引プログラムなどです。以下に主要な選択肢とその概要を紹介します。
COBRA(コブラ)
COBRAは1986年に制定された連邦法で、退職後も現在の健康保険を継続できる制度です。ただし保険料は全額自己負担となります。対象となるのは、従業員数20人以上の民間企業で、重大な不正行為以外の理由で退職した場合です。政府機関や教会は対象外です。
雇用主は退職後にCOBRAの案内書を送付する義務があります。案内書には保険料や適用期間(通常18~36か月)が記載されています。保険内容は在職中と同じで、医療質問や保険の空白期間はありません。
州の医療支援プログラム
COBRAの対象外の場合、各州が提供する医療支援プログラムを利用できます。多くは所得や医療ニーズに基づいて資格が決まります。州ごとに条件が異なるため、最寄りの福祉事務所や保健福祉課で確認してください。プログラムによっては「スピンドダウン」制度があり、一定額の医療費を自己負担した後に保険が適用されます。
補足保険(サプリメンタルプログラム)
過去の病歴に関係なく加入できる補足保険があります。保険金は入院日数や特定の医療イベントごとに一定額が支払われる仕組みです。例えば、入院1日につき100ドルが支払われるといった形です。完全な医療保険の代わりにはなりませんが、費用の足し合わせに役立ちます。
処方箋割引プログラム
医療質問や資格審査なしで利用できる処方箋割引プログラムは数百種類あります。オンラインまたは電話で申し込み、割引カードを取得すれば、提携薬局で対象薬剤の価格が割引されます。無料のプログラムが主流で、運営は薬局からの手数料で成り立っています。カードは財布に入れて手軽に使用できます。
まとめ
仕事を辞めて保険が途切れたときは、まずCOBRAの適用可否を確認し、続けられなければ州の支援プログラムや補足保険、処方箋割引を組み合わせて医療費の負担を軽減しましょう。
