米連邦政府の長期介護保険(CLASS法)について

CLASS法

2010年に成立した患者保護・医療保険改革法(ACA)の一部として、Community Living Assistance Services and Support(CLASS)法が導入されました。これは、個人が自ら保険料を拠出し、長期介護の必要性に備えることを目的とした制度です。2021年時点での平均月額保険料は約123ドルと見込まれ、5年間支払うと1日あたり75ドルの給付が受けられる仕組みです。

対象者

CLASS法は、雇用主が給与から天引きできる形で、働く18歳以上の人を対象としています。自営業者も加入できるよう配慮されており、現在長期介護施設に入所していない人が対象です。心臓病や障害などの既往症があっても除外されません。

給付内容

給付は1日最低50ドルから支給され、支払額や加入年数に応じて増額されます。対象となるサービスは、入浴・着替え・トイレ介助など日常生活動作(ADL)に関するものです。給付額はインフレに連動して上昇し、生涯にわたる給付上限は現在設定されていません。

適用条件

給付を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 最低2つの日常生活動作に制限があり、かつその状態が90日以上続くこと。
  • 医師や医療従事者による診断で、障害の程度が適格と判断されること。
  • 加入期間が最低5年で、そのうち3年は実際に就業していること。

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