政府が提供する健康保険給付制度

政府は多くの人々に健康保険給付を提供しています。高齢者、障害者、低所得世帯、子ども、既往症のために民間保険に加入できない人など、さまざまな対象に合わせた制度が整備されています。連邦政府が運営する Healthcare.gov では、居住地や条件に合った公的保険プランを検索できます。

メディケア(Medicare)

メディケアは、65歳以上の高齢者、特定の障害を持つ方、末期腎不全(透析)が必要な方を対象とした連邦政府主導の健康保険です。A部とB部の2つのパートで構成されます。

  • A部(入院保険):入院、ホスピス、特定の介護施設や在宅医療サービスをカバーします。給与からの税金で賄われるため、保険料はかかりません。
  • B部(医療保険):外来診療、医師の診察、理学療法、医療用品、救急・外来サービスなどを対象とし、別途月額保険料が必要です。

メディケイド(Medicaid)

メディケイドは、低所得世帯や財政的に支援が必要な人を対象とした州ごとの公的保険です。各州が独自に管理しており、対象基準や申請手続きは州によって異なります。詳細は各州の保険局サイトや Benefits.gov で確認できます。保険料は世帯収入に応じた段階的(スライディングスケール)で設定されます。

子ども健康保険プログラム(CHIP)

CHIP(Children's Health Insurance Program)は、メディケイドの対象外で民間保険に加入できない子どもに対し、連邦と州が共同で資金を拠出し、州レベルで運営する保険です。予防医療から入院・手術まで包括的にカバーし、定期的な健康診断や緊急時の医療も対象となります。

既往症保険プラン(PCIP)

既往症のために民間保険に加入できない人向けに、2010年の医療保険改革(ACA)の一環として設けられた既往症保険プラン(Pre‑Existing Condition Insurance Plan)があります。約半数の州では高リスクプールが設置されており、加入が拒否された人に保険を提供しています。州にプランがない場合は、連邦政府が直接運営します。詳細は Healthcare.gov で確認できます。

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