HSA(健康貯蓄口座)を利用できますか?
健康貯蓄口座(HSA)は、一定の条件を満たす高額自己負担健康保険(HDHP)加入者が利用できる特別な貯蓄制度です。米国国税庁(IRS)によると、個人向けは年間最低自己負担額が1,200ドル、家族向けは2,400ドル以上であることが条件です。対象者は税引き前の給与から拠出し、医療費に使うことができます。
一般的な医療費
HSAの資金は、定期的な診察、予防医療、手術など、保険でカバーされるほとんどの医療費に利用できます。IRSは、税控除対象となる医療費はすべてHSAの対象としています。Wells Fargoによると、救急車利用料、歯科治療、介護施設費用も対象です。
保険負担分(自己負担)
保険プランでは、保険会社と加入者が費用を分担します。まず自己負担額(デダクタブル)を支払い、以後は診療ごとのコペイや総費用の一定割合(コインシュアランス)を負担します。Mayo Clinicは、HSA資金でデダクタブル、コペイ、コインシュアランスの支払いが可能としています。
その他の対象経費
一般的でない医療費でも、HSAで支払えるものがあります。例えば鍼治療、義肢・義足、コンタクトレンズ、補聴器・バッテリー、処方薬などです。医師の処方があれば、一部の市販薬(睡眠薬や風邪薬)も対象となります。
対象外の利用
医療費以外に資金を引き出すと、税金と罰金が課されます。Wells Fargoによると、非対象支出には20%の罰金(2011年1月1日以前は10%)と所得税がかかります。65歳以上の場合は罰金が免除されます。
