メディケアの基礎知識と重要ポイント
メディケアの構成
メディケアは米国の高齢者や障害者向けに提供されている政府運営の医療保険制度です。複数のパートに分かれており、初めて利用する人にはやや分かりにくいことがあります。基本を押さえておくと、加入資格が出たときにスムーズに手続きを進められます。
パートA・B(基本保険)
パートAは入院費用をカバーする保険で、対象者は無料で自動的に加入します。パートBは医師の診療費などを補助する任意加入の保険です。パートA・Bは政府が直接提供し、その他のパートは政府が契約した民間保険会社が提供します。
パートC(メディケア・アドバンテージ)
パートCはメディケア・アドバンテージと呼ばれ、パートAとBの給付を一つのプランにまとめた民間保険です。加入者はプランごとに追加のサービスやネットワークの違いを選択できます。
メディギャップ(補足保険)
パートA・Bだけでは給付額に上限があり、たとえばパートAは費用の80%しかカバーしません。残りの20%や、処方薬費用、総自己負担額の上限を補うためにメディギャップと呼ばれる補足保険が利用されます。メディギャップは民間保険会社が提供し、医療費のギャップを埋める役割を果たします。
パートBの保険料
パートBは任意加入で、パートAだけで加入した場合でも後から加入できますが、加入を遅らせると保険料が上がります。保険料は自己負担で、加入が遅れるほど高額になる点に注意が必要です。
長期介護のカバー
高齢者が最も必要とするのは長期介護です。基本的なメディケアでは長期介護費用は対象外です。入院後にリハビリ施設や熟練看護施設に入る際の一部費用はカバーされますが、実質的には自己資金や長期介護保険に頼ることになります。
