障害者向けメディケアとメディケイドの概要
メディケア、メディケイド、障害者向け支援制度は、連邦政府と州政府が運営する代表的な福祉プログラムです。低所得者や高齢者、障害を持つ方々に対し、所得や資産、居住州に応じた給付が行われます。以下では、主要な制度の概要と受給条件をわかりやすく解説します。
メディケイド(Medicaid)
メディケイドは低所得者向けの公的医療保険です。連邦政府と各州が共同で資金を拠出し、社会保障局が管理します。子どもや障害者、高齢者など、所得と資産が一定基準以下の人が対象です。受給資格は州ごとに異なりますが、米国市民権が必要です。
メディケア(Medicare)
メディケアは65歳以上、または一定の障害を持つ人を対象とした医療保険です。パートA(入院保険)は保険料が不要ですが、受給には過去にメディケア税を納めていることが条件です。パートB(医療保険)、パートC(アドバンテージプラン)、パートD(処方薬保険)は月額保険料が必要です。
社会保障障害保険(SSD)
社会保障局が提供する障害保険(Social Security Disability, SSD)は、長期にわたる障害で働くことができない人に対し、給与の代わりに月額給付を行います。受給には、障害発生前に一定期間社会保障税を支払っていたことが条件です。
補足的保障所得(SSI)
補足的保障所得(Supplemental Security Income, SSI)は、障害・盲目・高齢者で低所得者を対象とした給付です。社会保障税で賄われているSSDとは異なり、連邦予算から支給されます。受給資格は、65歳以上または障害・盲目で、所得が一定以下であることです。2023年の単身者の月額給付は約$700、夫婦の場合は約$1,100です。
