解雇されたときのHSA資金の取り扱いは?
税制上のメリット
HSAは401(k)に似た税優遇型の口座で、税引き前の給与の一部を拠出します。拠出した金額は課税所得から除外され、口座内の残高は非課税で増えます。その代わり、資金は適格医療費にのみ使用でき、資格外の支出は課税対象となり、罰金が課せられます。この制限は解雇後も変わりません。
保険料の支払い
保険料は通常、適格医療費には含まれませんが、IRSの規定により、解雇後にCOBRAで取得する健康保険の保険料や、失業給付を受給している場合の保険料はHSAから支払うことができます。
ロールオーバー
雇用主が提供するHSA口座をそのまま維持できる場合もありますが、別の管理者に移管(ロールオーバー)しなければならないこともあります。401(k)のロールオーバーと同様に、移管手数料が発生する場合があるので、事前に確認し、手数料が低い業者を比較検討すると良いでしょう。
適格性
HSAは高額自己負担額(HDHP)保険に加入している人だけが利用できます。HDHPは保険料が低い代わりに、一定額以上の医療費がかかるまでカバーされません。家族向けプランでは自己負担上限が1万1千ドルを超えることもあります。解雇後にHSAへ拠出し続けるには、引き続きHDHPに加入している必要があります。
解雇後もHSAの資金は自分のものです。上記のポイントを踏まえて、税制優遇を活かしつつ適切に管理しましょう。
