メディケア パートD の遅延登録ペナルティと加入時期のポイント
メディケアは、65歳以上または障害を持つ方を対象とした政府提供の健康保険です。パートAが入院費用、パートBが医師の診療費用をカバーし、パートC(メディケア・アドバンテージ)は民間保険会社を通じてAとBを提供します。処方薬をカバーするパートDは、A・B・C には含まれません。65歳になった時点でパートDに加入しないと、後で加入した際に罰金(遅延登録ペナルティ)が課されます。
処方薬カバーの選択肢
パートDに加入すると、パートA・Bでは提供されない処方薬のカバーが受けられます。メディケア・アドバンテージ(パートC)に加入している場合は、プランに処方薬カバーが含まれることがあります。また、雇用主提供の保険やVA(退役軍人)給付など、他の処方薬プランと併用できることもあります。
加入時期(登録期間)
パートDへの加入は、65歳になりメディケアの資格を取得した直後が最適です。パートDに加入するには、まずパートAとパートBに加入している必要があります。毎年10月15日から12月7日までの「オープンエンロール期間」では、プランの変更・新規加入・脱退が可能で、変更は翌年1月1日から適用されます。
遅延登録(Late Enrollment)
65歳でパートDに加入しなかった場合でも、後から加入は可能ですが、罰金が発生します。罰金は、加入していなかった各月につき、全国平均のパートD保険料の約1%(年換算で約12%)が加算され、以後パートDに加入している限り継続して課されます。遅延登録はオープンエンロール期間中のみ行えます。
クレディタブル・カバレッジ(Creditable Coverage)
「クレディタブル・カバレッジ」とは、パートDの最低基準を満たす既存の処方薬保険のことです。具体的には、ジェネリックまたはブランド薬の費用の少なくとも60%を負担し、複数の薬局で利用できる保険が該当します。このようなカバレッジがある場合、遅延登録ペナルティは免除され、オープンエンロール期間中にパートDへスムーズに切り替えることができます。
