民間健康保険の選び方とポイント
民間の健康保険を購入する際は、保険のメリットとデメリットをよく検討した上で申し込む必要があります。民間保険の加入者は、自身と家族のニーズに合わせた保障内容を柔軟に選択できるメリットがありますが、保険会社から直接購入するため、特に健康上の問題がある人にとっては保険料が高くなることがあります。
マネージドヘルスケアプラン
マネージドヘルスケアプランは、医療費を抑えることを目的に、医療サービスの費用を管理する仕組みです。加入者は、割引料金でサービスを提供する医師、病院、検査施設などのネットワークに限定されます。通常、プライマリ・ケア・プロバイダー(PCP)を選び、必要に応じて他の医療機関への紹介を受けます。主なプランは次の3種類です。
- HMO(健康維持組織):ネットワーク内の医療機関のみ利用可能。
- PPO(優先診療組織):PCPはネットワーク内である必要がありますが、ネットワーク外の医療機関も利用でき、費用は割引率が低くなります。
- POS(ポイント・オブ・サービス):PCPがネットワーク外への紹介を選択できるプラン。
多くのマネージドプランは免責額がなく、代わりに診療ごとのコペイ(自己負担額)を支払います。コペイが高いほど月額保険料は安くなります。
インデムニティ(自己負担)型プラン
医療に関する意思決定を自分でコントロールしたい場合は、インデムニティ型の保険が適しています。これは米国で最初に販売された伝統的な保険で、費用はサービス利用後に保険会社が払い戻す「フィー・フォー・サービス」方式です。ネットワークがなく、好きな医師や病院を自由に選べます。
インデムニティプランは通常、免責額(デダクティブル)を設定しており、保険金が支払われる前に加入者が一定額を自己負担します。免責額が高いほど保険料は安く、逆に低いほど保険料は高くなる傾向があります。
プランの選び方
価格だけでなく、カバーされるサービス内容や受診できる医療機関も比較検討しましょう。特定の医師や病院を利用したい場合は、マネージドプランのネットワークとインデムニティプランの自由度を比較します。年齢や健康状態も重要な要素です。若年層は免責額の高いプランを選んでも、利用頻度が低いと予想されるため、コストを抑えられることがあります。
考慮すべき点
2014年までに段階的に導入される医療改革の一部が完了するまでは、民間保険は応募者全員を受け入れる義務がありません。そのため、現在加入している保険が失効する前に次の保険が承認されるか確認しておくことが重要です。また、民間保険は高額になることが多く、2007年の平均年間保険料は個人で約2,613ドル、プランによっては12,000ドルに達することもあります。
保険比較サイトを利用すれば、プランの内容や概算費用を比較できますが、提示される金額は最低額であり、実際に申し込む際は健康状態に応じて保険料が上がることがあります。
