子どもの健康保険プログラム(CHIP)と州別Healthy Kidsの取り組み

米国議会は1997年に子どもの健康保険プログラム(CHIP)を創設し、低所得層の子ども向け州別保険制度の格差を埋めるための資金を提供しました。当初は任意参加でしたが、2年以内に全50州が参画しました。フロリダ州は既に「Healthy Kids」という評価の高い低所得児童向け保険制度を持ち、CHIPの原案に組み込まれた3州のひとつです。

2009年CHIP再認可法

2009年に成立したCHIP再認可法は、州が実施するCHIPに追加資金と指針を提供し、最も低所得の子どもへの保険を優先しました。また、18歳になる若者をメディケイドへ移行させるプログラムや、低所得世帯への資格緩和・加入促進策も盛り込みました。さらに、患者ニーズの評価や電子カルテ活用による医療管理の効率化など、ケアの質向上も図っています。

フロリダ州 Healthy Kids

フロリダのHealthy Kidsは、KidCareという包括的子ども医療システムの一部で、MedicaidとMediKidsと共に運営されています。対象は5歳から18歳までの全ての子どもで、診察、予防歯科、救急・入院費用がカバーされます。保険料は世帯人数と所得に応じて設定され、ほとんどの家族は月額15〜20ドルで加入できます。所得が高い世帯は民間保険と同等の価格帯のフルペイプランを選択できます。

ニューハンプシャー州 Healthy Kids

ニューハンプシャー州のHealthy Kidsは、501(c)(3)の非営利組織が運営し、低所得児童に低価格または無料の保険を提供しています。医療・歯科の予防的ケアに重点を置き、包括的な保険内容となっています。州の保健福祉局、Harvard Pilgrim Health Care、Northeast Delta Dentalと連携してサービスを提供しています。

オレゴン州 Healthy Kids

オレゴン州のHealthy Kidsは、2009年に議会が可決し、民間保険料の1%課税で州負担分を賄う仕組みです。対象65,000人中約30,000人の低所得児童が加入しています。さらに、KidsConnectというプログラムでCHIPや州の補助金を活用し、低・中所得世帯が民間保険に加入しやすくなる支援も行っています。

ミシガン州 Healthy Kids/Medicaid

ミシガン州では、低所得児童向けにMIChildとHealthy Kids/Medicaidの2つのプログラムがあります。Healthy Kids/Medicaidは、妊婦・新生児・19歳未満の子どもを対象に、診察、予防接種、産前ケア、入院、メンタルヘルス、歯科など幅広いサービスを提供します。

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