メディケアパートBに加入しない方が良い理由
65歳になると、ほとんどの場合自動的に政府が運営する医療保険プログラム「メディケア」に加入します。メディケアはパートAとパートBに分かれ、パートAは入院費用などの大きな医療費をカバーし、保険料は給与税で賄われるため追加費用はかかりません。一方、パートBは外来診療や医師の診察料などを対象とし、月額約110.50ドル(2023年時点)の保険料が必要です。
パートBは加入が義務ではなく、状況に応じて加入しない選択も可能です。以下では、パートBへの加入を見送るべき代表的なケースを解説します。
他の保険にすでに加入している場合
現在、雇用主が提供する健康保険や配偶者の保険に加入している場合、パートBに加入すると重複した保険料が発生します。65歳以上でも、現在の保険が終了した後8か月以内であればパートBに切り替えることができますが、保険がない期間に加入すると、保険料に加えて遅延罰金が課されます。
自己負担で医療費を賄える場合
健康状態が良好で、医師の診察や検査にかかる費用を自分で支払えると判断した場合、パートBの保険料を支払うメリットは少ないでしょう。この場合、パートAだけに加入し、入院など大きな医療費だけをカバーさせる選択が合理的です。
経済的に余裕がない場合
社会保障給付や年金だけで生活しており、保険料の支払いが負担になる場合は、パートBへの加入を見送ることも検討すべきです。その代わりに、各州が提供する低価格のシニア向け補足保険や、保険料の一部を助成する政府プログラムを利用できるか調べてみましょう。
いずれの場合も、加入・脱退のタイミングや罰金の有無を正確に把握し、将来の医療費リスクと比較検討することが重要です。
