死亡後に受けられる遺族給付のメリットとは?
社会保障受給者が死亡した場合、配偶者、子ども、元配偶者などの遺族が受給できる遺族給付があります。給付はクレジット制度に基づき、複数の家族が同時に受け取ることが可能です。受給額は故人の社会保障額、勤務年数、配偶者や子どもの年齢・健康状態などで決まります。また、一時金の支給もあります。
クレジット
遺族給付を受けるには、40 クレジット(10 年間で年 4 クレジット)が必要です。1 クレジットは年間最大 4,480 ドルまで、1,120 ドルの賃金ごとに 1 クレジットが付与されます。若くして死亡した場合、取得できるクレジットは少なくなりますが、たとえば 1 年半で 6,720 ドルの賃金を得て 6 クレジットを取得すれば、一部の給付が支払われます。
配偶者の給付
社会保障局によると、現在約 500 万人の未亡人・未亡夫が遺族給付を受けています。配偶者が給付を受ける条件は次のいずれかです。
- 60 歳以上
- 50 歳以上で障害がある
- 故人の 16 歳以下の子どもの世話をしている
子どもの給付
故人の 18 歳未満の子どもは遺族給付を受け取れます。また、22 歳未満で障害があり、現在も障害が続いている子どもも対象です。
元配偶者の給付
故人と少なくとも 10 年間続いた結婚歴がある元配偶者も遺族給付の対象です。給付を受けるには、未亡人・未亡夫と同じ年齢要件を満たす必要があります。元配偶者への給付は、他の遺族が受ける給付額に影響しません。
支給額
完全退職年齢(Full Retirement Age)に達した未亡人・未亡夫や元配偶者は全額の給付を受けます。60 歳以上で完全退職年齢未満の場合、給付額は 71.5%~99% となります。障害のある配偶者(50 歳~59 歳)は 71.5% が支給されます。ただし、家族全体で受け取れる給付総額には上限があります。特定の条件下では、配偶者や未成年の子どもに対し 255 ドルの一時金が支給されることがあります。
