保険の控除額(Deductible)とは何か – 種類と選び方のポイント
控除額(Deductible)とは
控除額は、保険金が支払われる前に被保険者が自己負担で支払う金額です。医療保険や自動車保険、住宅保険など、さまざまな保険で設定されています。たとえば控除額が500ドルの場合、保険会社が費用を負担し始めるのは、まずその500ドルを自己負担した後です。
共通事故控除額(Common Accident Deductible)
長期の怪我や病気が発生した際にも、まず控除額を支払う必要があります。この金額は個人単位でも家族単位でも年ごとに設定されます。たとえば家族5人で加入している場合、家族全体で2〜3回の控除額支払いで年間の控除要件を満たすことがあります。これが「共通事故控除額」です。
コリドー控除額(Corridor Deductible)
基本の健康保険に加えて、補足的なメジャーメディカル保険を利用する場合があります。基本プランの補償上限を超える費用が発生したとき、補足保険が適用される前に支払う控除額が「コリドー控除額」です。2つの保険をつなぐ橋のような役割を果たします。
カレンダーイヤー控除額(Calendar Year Deductible)
多くの基本保険やメジャーメディカル保険で設定されるのがカレンダーイヤー控除額です。保険契約者は、契約年度内に指定された金額を先に支払うことで、残りの年度の医療費が保険でカバーされます。
自動車保険の控除額(Vehicle Insurance Deductible)
自動車保険の種類により控除額は異なります。事故や盗難、破壊、火災などで車が損傷した場合、まず控除額を支払います。その後、保険会社が残りの損害額を補償します。
低額・高額控除額の選び方
控除額は100ドルから10,000ドルまで幅があります。控除額を高く設定すれば、月々の保険料は低く抑えられますが、実際に事故が起きたときの自己負担が大きくなります。逆に低い控除額を選べば保険料は高くなりますが、自己負担は少なくて済みます。医師の診察頻度が低い方は高額控除額を、頻繁に医療サービスを利用する方は低額控除額を選ぶと良いでしょう。自分に合ったプランを選ぶ際は、保険が提供する保障内容と、総支出(保険料+控除額)を総合的に比較検討してください。
