米国の健康保険は、商業的側面と政治的側面がそれぞれ異なるタイミングで発展してきました。商業的な拡大は第二次世界大戦期に加速し、政治的な制度改革はケネディ政権以降、特にレーガン政権で顕著になりました。
1929〜1940年
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テキサス州ダラスの教師たちが先駆けて前払い式病院プラン「ブルークロス」を創設。カリフォルニアで医師団体が「ブルーシールド」の前身となるカリフォルニア・フィジシャンズ・サービスを開始しました。全国的な健康保険法案は議会で否決されました。
1940年代
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ブルークロス・ブルーシールドの成功を受け、民間保険会社が健康保険市場に参入。IRSは健康保険料を雇用主の課税対象外とし、NLRBは福利厚生を賃金とみなして労働協約に組み込めると判断しました。
1950年代
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商業保険やブルークロス・ブルーシールドの加入者は数百万に達し、民間健康保険は米国人口の約75%をカバーしました。
1965年
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高齢者向けの公的保険「メディケア」法が成立。同時に低所得者向けの「メディケイド」も創設されました。
1980〜1990年代
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COBRA法により、団体保険を失った従業員が一定期間保険を継続できるようになりました。HIPAA(健康保険の携帯性と責任に関する法)により、転職時の保険継続が保証され、CHIP(子ども健康保険プログラム)で低所得子どもへの保険が拡充されました。
2000年代以降
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メディケア・パートDで処方薬カバーが追加され、2005年までに健康貯蓄口座(HSA)が拡大。マサチューセッツ州は翌年に健康保険加入義務化を実施しました。
