遺伝子組み換え作物の検査方法
概要
遺伝子組み換え作物(GMO)は、収量向上や病害耐性、保存性の向上などを目的に遺伝子を改変した種子です。一方で、GMOが人体に与える影響を懸念し、有機・無農薬・無GMOの食事を選ぶ人も増えています。本稿では、作物が遺伝子組み換えかどうかを確認するための実験手順を紹介します。
必要なもの
- ブレンダー
- 抽出バッファー
- ビーカー(またはガラスチューブ)
- 三温度サーマルサイクラー
- 電場装置(電気泳動装置)
手順
ブレンダーで試料をできるだけ細かく粉砕します。DNA抽出の効率が上がります。
粉砕した試料から1 gを取り、抽出バッファーを5滴加えて混合します。これによりDNAが他の微小成分から分離されます。
三温度サーマルサイクラーを用いてPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)を実施し、DNAを増幅します。
増幅したDNAをアガロースゲル電気泳動でサイズと電荷に基づき分離し、電場装置で走査します。
ゲル上でベクター配列(遺伝子組み換えの指標)を検出します。ベクターが確認できれば、対象の食品は遺伝子組み換えと判断できます。
まとめ
上記の手順に従うことで、家庭や研究室で簡易的に食品の遺伝子組み換え有無を確認できます。ただし、正確な判定には専門的な知識と機材が必要です。
