EMRとEHRの違いとは?
2004年のホワイトハウス大統領令と2009年の米国復興・再投資法(ARRA)は、電子医療記録(EMR)と電子健康記録(EHR)の導入を加速させました。大統領令は2014年までに米国民の大半がEHRを持つことを目標とし、ARRAは医師がEMRを導入できるよう資金を提供しました。メディアや政策立案者、医療従事者はこの二つの略語を同義語として使うことがありますが、実際には重要な違いがあります。
所有権
医療提供組織(病院、診療所、介護施設など)が電子医療記録(EMR)を所有・管理します。一方、電子健康記録(EHR)は患者本人が所有・管理します(Healthcare Information and Management Systems Society(HIMSS)のホワイトペーパーによる)。
インタラクティビティ
EHRは患者と情報をやり取りできるインタラクティブ性を持ちます。患者やそのケアプロバイダーは記録に情報を保存・取得したり、追加・削除が可能です。対照的に、EMRはインタラクティブなアクセスを提供せず、情報入力は医療提供者のみが行います(HIMSS)。
内容
EMRは記録を所有する医療提供組織での患者の診療情報のみを含みます(医療情報専門家ジョン・ハラムカ博士のブログ「Life as a Healthcare CIO」参照)。EHRは複数の病院や診療所での臨床経験に加え、患者が自ら選択して記録に加える医療履歴情報も含みます(HIMSS)。
