NREM(ノンレム)とREM(レム)睡眠の違いとは?
NREM(ノンレム)睡眠
段階:NREM睡眠は脳波の深さと特徴に基づき、N1・N2・N3(徐波睡眠)の3段階に分かれます。
N1:最も浅い段階で、呼吸や心拍がやや遅くなり、眼球がゆっくりとまぶたの下で動きます。
N2:中間段階。脳波が遅くなり、睡眠紡錘波やK複合波が現れ、体温が低下し始めます。
N3:最も深い段階で、脳波は最も遅く規則的です。覚醒させにくく、成長ホルモンが分泌され筋肉の成長や修復を助けます。
REM(レム)睡眠
特徴:まぶたの下で急速な眼球運動が見られ、覚醒時に近い活発な脳活動が特徴です。
夢:鮮明な夢が主にこの段階で起こり、REM睡眠から覚めたときに記憶に残りやすいです。
筋緊張低下:REM睡眠中は一時的な全身の筋肉弛緩(筋無力状態)となり、夢を身体で演じることを防ぎます。
主な違い
- 脳活動:NREMは遅く規則的な脳波、REMは速く不規則で覚醒に似た活動。
- 筋緊張:NREMは低め、REMは筋無力状態。
- 眼球運動:NREMはほとんどなし、REMは急速。
- 夢の有無:主にREMで起こるため「夢の段階」と呼ばれます。
- 身体機能:NREMは組織の成長・修復、エネルギー保存、ホルモン調整に重要。REMは記憶統合、感情調整、創造的思考を支援。
