AHCA(フロリダ医療管理局)の犯罪歴チェックと医療施設許可要件

フロリダ州医療管理局(AHCA)は、メディケイドプログラムの規制や州内医療施設の許可を担当する機関です。同局は「フロリダ健康情報・政策分析センター」への医療データ共有も行っています。医療従事者の許可要件のひとつに、犯罪歴のバックグラウンドチェックがあります。

犯罪歴チェックの種類

  • レベル1スクリーニング:すべての医療関連職で最低限必要。雇用履歴とフロリダ法執行局(FDLE)による犯罪歴チェックを含む。
  • レベル2スクリーニング:信頼性と責任が求められる職種向け。フロリダ州全域の少年・成人犯罪記録、FBIによる連邦犯罪記録、指紋採取を含む詳細な調査。

レベル1スクリーニングの内容

雇用者は、雇用履歴とFDLEによる犯罪歴チェックを受ける必要があります。地方警察の記録も併せて確認されることがあります。2009年時点で、32件の犯罪が判明すると医療業界での就業が認められません。

レベル2スクリーニングの内容

指紋採取を行い、FDLEが州内の少年・成人犯罪記録とFBIの連邦犯罪記録を調査します。地方司法当局の記録も対象になる場合があります。2009年時点で、47件の犯罪が判明すると医療業界での就業や施設所有ができなくなります。

レベル1の手続き期間

対象職種でレベル1チェックが必要な場合、就業開始から5営業日以内に従業員は必要情報を雇用者に提供し、雇用者はそれをFDLEへ送付します。FDLEの調査結果は雇用者または許可機関に報告され、問題があれば従業員に通知されます。

レベル2の手続き期間

レベル2でも情報提供とFDLEへの送付はレベル1と同様ですが、加えてFDLEが情報をFBIへ送ります。FBIの調査結果はFDLE経由で雇用者または許可機関に伝えられます。また、毎年雇用者は全従業員がレベル2スクリーニングを受けたこと、または新規採用で未実施の場合は実施予定であることを宣誓書で報告する義務があります。

在宅医療 - 関連記事