病院のラウンド(患者巡回)とは何か?

ラウンドとは

病院のラウンド(ward round、patient round)は、医師・看護師・研修医などの医療チームが入院患者の部屋やベッドサイドを定期的に訪問し、患者の状態を評価・共有し、治療方針を決定する活動です。

ラウンドの主な流れ

医療チームが患者の部屋を回る際に行う具体的な項目は次のとおりです。

  1. 病歴の確認:過去の疾患、アレルギー、服薬状況、現在の症状などを確認します。
  2. 身体診察:体温、脈拍、血圧、呼吸数などのバイタルサインを測定し、心音・肺音の聴診や皮膚・眼などの観察を行います。
  3. 検査結果の確認:血液検査、X線、CTなどの画像診断やその他の検査結果をレビューします。
  4. 経過の評価:治療への反応や新たな問題の有無、全体的な状態を評価し、変化があれば報告します。
  5. 治療方針の決定:投薬や処置、今後の計画について議論し、最適な治療プランを決定します。
  6. 患者・家族への説明:現在の状態や治療方針を分かりやすく伝え、質問や不安に答えます。
  7. 記録の作成:ラウンドで得られた所見や決定事項を診療録に記録します。

ラウンドは患者の状態を継続的に把握し、適切な治療を提供するための重要なプロセスです。また、患者や家族が医療チームと直接対話できる機会を提供し、治療決定への参加意識を高めます。

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