メディケア・アドバンテージの審査手続きについて
概要
メディケアは米国の高齢者や障害者に健康保険を提供しています。多くの受給者は直接連邦政府からケアを受けますが、民間プランのメディケア・アドバンテージ(MA)を選択することもあります。MAプランの大きなデメリットのひとつは、サービスや治療を拒否される可能性がある点です。幸いにも、メディケアは受給者が不当な拒否に対して審査(アピール)プロセスを利用できるよう義務付けています。本稿では、拒否通知を受け取ったときから上訴までの具体的な手順を解説します。
審査手続きのステップ
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ステップ1:拒否通知の受領
まず、プランからの正式な拒否通知が郵送で届くのを待ちます。口頭での拒否の場合は、書面での通知を求めましょう。通知が届くまでに2週間かかることがありますが、2週間以内に届かない場合は、通知がなくても審査手続きを開始できます。
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ステップ2:再考請求(再審査)の提出
拒否通知に記載された日付から60日以内に、再考請求を行います。拒否通知を医師に持参し、医師に「この治療は医学的に必要である」旨のレターを書いてもらいましょう。受給者自身も同様の内容のレターを作成し、プランのAppeals & Grievances部門へFAXまたは書留郵便で送付します。連絡先は拒否通知に記載されています。
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ステップ3:プランの回答待ち(最大30日)
プランは30日以内に回答しなければなりません。30日を超える場合は遅延の旨を通知しなければなりません。回答が肯定的であれば審査は終了し、プランはサービスをカバーします。再度拒否された場合は、次の審査段階へ進みます。
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ステップ4:拒否理由への対応
プランは拒否理由(例:証拠不足、医学的必要性が認められない)を明示する義務があります。その理由に合わせて、受給者と医師がレターを強化し、追加の証拠や説明を添えて再提出します。
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ステップ5:独立審査機関(Independent Review Entity)への転送
プランが再度拒否した場合、審査は独立審査機関(IRE)へ送られます。IREはメディケアが契約した第三者機関で、プランと無関係に審査を行います。多くの場合、IREの担当機関はMaximusです。
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ステップ6:上級審査へのエスカレーション
IREでも拒否された場合、次の段階は行政法判事(Administrative Law Judge)です。争点が2010年基準で130ドル以上の場合に適用されます。さらに上訴する場合は、メディケア審査評議会(Medicare Appeals Council)、最終的には連邦裁判所へと進みます。行政法判事レベル以降は、専門弁護士への相談が推奨されます。
以上の手順を踏むことで、メディケア・アドバンテージのサービス拒否に対して適切に対抗できます。各段階で期限や必要書類を守り、医師の協力を得ることが成功の鍵です。
