メディケア パートB と連邦従業員健康保険(FEHB)の連携方法
概要
連邦従業員健康保険(FEHB)は米国人事管理局(OPM)が運営し、民間の政府職員向けに健康保険を提供します。一方、メディケアは高齢者や障害者向けの連邦保険で、パートBは医療保険(診療費)をカバーします。連邦職員が年齢や障害でメディケアの対象になると、両方の保険に加入できるケースが多くなります。
仕組み
医療サービスを受けた際、まずプライマリ保険(一次保険)が請求され、残りの自己負担金(コペイ、コインシュランス、控除額など)はセカンダリ保険(二次保険)がカバーします。FEHBがセカンダリの場合、残額がカバーされるのはネットワーク内の医療機関に限られます。
どちらが一次保険になるか
- 被保険者がまだ勤務中の場合、FEHBが一次保険となり、メディケアは残額を支払います。
- 障害や末期腎不全(ESRD)で65歳未満の受給者も、FEHBが一次保険です。ただし、ESRDの場合は30か月経過後にメディケアが一次保険に移行します。
- 退職者や配偶者で、年齢によりメディケア対象となった場合は、メディケアが一次保険となります。
FEHB HMO(健康維持組織)プラン
HMOに加入している場合、カバー範囲は広く、パートBが不要なこともあります。しかし、HMOは医師や薬局のネットワークが限定的です。パートBを持っていれば、ネットワーク外の医師を受診した際にもメディケアが利用でき、選択肢が増えます。
FEHB フィー・フォー・サービス(FFS)プラン
FFSプランでは、メディケアのコインシュランス・コペイ・控除額がFEHB側で免除されるため、実質的に自己負担がほとんどありません。価格差が僅かであることから、パートBの加入が推奨されます。
加入時の留意点
パートBの加入を見送ると、将来的に再加入する際に罰金が発生します。加入遅延1年につきパートB保険料が10%上乗せされ、たとえば3年遅れた場合は保険料が30%高くなります。これは再加入までずっと適用されます。
