アリゾナ州におけるメディケア制度の概要
メディケアは米国政府が提供する健康保険制度で、65歳以上の方や65歳未満の障害者、末期腎疾患(腎不全)患者を対象としています。
メディケアのカバー範囲
メディケアはパートA(入院保険)とパートB(医療保険)に分かれます。パートAは入院、介護施設、ホスピス、一定の在宅医療をカバーし、パートBは医師の診療や外来サービスを対象とします。
アリゾナ州のメディケア補足保険
パートAがカバーしないサービスを補うメディケア補足保険は民間保険会社が提供していますが、米国政府やメディケアの公式提携・承認は受けていません。アリゾナ州は州が資金提供する補足保険を提供しておらず、加入は民間保険会社を通じて行われます。
メディケア特別ニーズプラン(SNP)
慢性疾患や障害を持つ方、メディケアとメディケイドの両方の資格がある方を対象とした特別ニーズプランがあります。民間保険会社が提供する処方薬プランは月額約11ドル(年額310ドルの自己負担)から月額約84ドル(自己負担なし)まで幅があります。ほとんどのプランはジェネリック薬とブランド薬の両方をカバーしますが、いわゆる「ドーナツホール」― 処方薬カバレッジのギャップ ― に対する保証はほとんどありません。このギャップを超えると、自己負担額が約3,600ドルになるとカバーが再開されます。
65歳未満の対象者
65歳未満で障害があり、社会保障障害給付または鉄道退職委員会から24か月以上給付を受けている方は、障害給付開始から25か月目に自動的にパートAとパートBの資格が付与されます。パートBは加入を拒否できるほか、加入すると10%の追加保険料が課されます。筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された方は、24か月待機せずにメディケアの給付を受けられます。
