メディケアの控除(デダクティブ)とは?
メディケアの種類
メディケアは、米国の高齢者や障害者を対象とした連邦政府管轄の医療保険です。主な構成は以下の通りです。
- パートA(入院保険):病院での入院費用をカバー。
- パートB(外来保険):医師の診療や検査などの外来サービスを対象。
- パートD(処方薬保険):処方薬の費用を補助。
受給者は「オリジナルメディケア」(パートA・B・Dを個別に加入)か、これらをひとまとめにした民間プラン「メディケア・アドバンテージ」を選択できます。
控除(デダクティブ)とは
控除とは、保険が給付を開始する前に受給者が自分で支払う必要がある金額です。メディケアの場合、控除は毎年リセットされ、各パートごとに設定されています。
主な控除額
- パートA:入院時に支払う控除額は、2010年時点で1,100ドルでした(現在は毎年調整)。
- パートB:外来サービスの控除額は2010年で155ドル。
- パートD:プランにより異なりますが、最大控除額は2010年で310ドル。民間保険会社が管理しているため、プランごとに設定が異なります。
メディケア・アドバンテージプランでは、控除が全く設定されていない場合もあります。
メディギャップ(Medigap)
オリジナルメディケアの費用負担を軽減したい場合、民間の補足保険「メディギャップ」へ加入できます。A〜Lの12種類があり、プランB〜LはパートAの入院控除を、プランC、F、JはパートBの外来控除をカバーします。
低所得者向け支援制度
- メディケア・セービングス・プログラム(MSP):州のメディケイド機関が運営し、対象者はパートA・Bの控除額が全額免除されます。
- 州の医薬品支援プログラム:一部の州では処方薬費用や控除額を補助。
- エクストラ・ヘルプ(Extra Help):社会保障局が管理し、対象者のパートDの費用(控除額含む)を支援します。
