メディギャップ(Medigap)保険の比較
Medigapは、メディケアのパートAとパートBのカバーに追加して提供される民間保険です。全米の各州で民間保険会社が販売しており、12種類のプランがあります。プランごとに提供されるベネフィットが異なり、複数の保険会社が同じプランを取り扱っています。プランを比較する際は、現在の健康状態と将来必要になる可能性のある医療カバーを予測して検討することが重要です。なお、2010年6月にベネフィット内容が変更されたため、最新情報は Medicare.gov をご確認ください。
基本ベネフィット
- すべての12プランが共通して提供するベネフィットは以下の通りです。
- パートAのコインシュアランス(入院費の一部負担)
- 入院日数が365日まで追加でカバーされる
- パートBのコインシュアランスまたはコペイメント(医療サービスの自己負担)
- 毎年最初の3単位(約3パイント)の血液が無料で提供される
追加ベネフィット
- 基本ベネフィット以上のカバーが必要な場合、以下のプランで追加のサービスが受けられます。
- スキルド・ナーシング(熟練看護)コインシュアランス:プランC〜L
- パートAの免責額(デダクティブ)カバー:プランB〜L
- パートBの免責額カバー:プランC、F、J
- パートB超過費用(医師がMedicareの支払額を超えて請求できる金額)カバー:プランF、G、I、J
- 海外旅行時の緊急医療カバー:プランC〜J
- ホスピスケアのコインシュアランスまたはコペイメント:プランK、L
保険会社(プロバイダー)比較
- 同じベネフィットを持つプランは、複数の保険会社が提供しています。プランは標準化されているため、会社ごとにベネフィットが変わることはありません。
- 比較ポイントは主に保険料の金額、過去の利用経験、友人・家族からの推薦などです。
価格設定
- 保険料は各保険会社が独自に設定し、ベネフィットの内容と必ずしも比例しません。たとえば、プランAの保険料がプランC(ベネフィットが多い)より高いことがあります。
- ほとんどのプランは月額プレミアム制で、追加の自己負担はほとんどありません(プランK、Lは例外)。
- プランK、Lは年間自己負担上限が設定されており、上限に達するまで費用を分担し、上限を超えると100%カバーされます。これらのプランは同等ベネフィットの他プランより保険料が低めです。
加入手続き(エンロールメント)
- 65歳になるときのオープンエンロールメント期間中は、希望する任意のMedigapプランに加入できます。保険会社は健康状態を理由に加入を拒否できません。
- しかし、後からベネフィットが多いプランに変更したい場合、健康状態や年齢を理由に加入を拒否される可能性があります。最初に選んだプランが自分に合わないと感じたら、早めに検討することが重要です。
