メディケア補足保険(メディギャップ)の概要と選び方
概要
メディケア補足保険(通称メディギャップ)は、民間保険会社が提供する、メディケア(パートA・B)に付随する保険です。メディケアは医療費の約80%を負担しますが、残りの20%や一定の自己負担金を補填するのがメディギャップです。保険商品は連邦政府の監督下にあり、販売には一定の基準が設けられています。
プランの種類(Identification)
2023年時点で、以下の11種類のプランが用意されています。
- プラン A、B、C、D、F、F(高免責額)、G、K、L、M、N
各プランは提供されるベネフィットが異なり、保険会社ごとに価格も異なります。65歳になると、既往症の有無に関わらず希望するプランを購入できますが、購入を遅らせると加入が難しくなる場合があります。
基本保障(Basic Benefits)
全11プランが共通して提供する基本的なベネフィットは次の通りです。
- 入院期間61日目から90日目までの共同保険料(コインシュアランス)の負担
- メディケアがカバーする150日を超える入院費用の全額負担
- パートBでカバーされる医療サービスの20%の共同保険料負担
- 年間3単位までの血液(3パイント)費用の負担
- ホスピスケアの費用負担
追加保障の種類(Types)
プランAは基本保障のみです。残りの10プランは、以下のような追加ベネフィットを含みます。
- パートAの入院自己負担金(デダクティブ) – プランB~N
- 熟練看護施設(スキルドナーシング)共済金 – プランC~N
- パートBのデダクティブ – プランC、F、N
- パートBの超過請求(Excess Charges) – プランF、G
- 海外緊急医療サービス – プランC、D、E、F、G、M、N
注意点(Warning)
同一州内で多数の保険会社が各プランを販売していますが、保険料は会社ごとに異なります。とはいえ、プランの内容は全社で統一されており、たとえばプランFはどの会社でも同一のベネフィットを提供します。
選択時のポイント(Considerations)
プラン選択は、将来的にカバー範囲を拡大できない可能性があるため、予算内で最も手厚い保障を選ぶことが重要です。65歳での加入時は希望するプランを必ず販売しなければなりませんが、以降は保険会社の判断で販売が制限されます。最初に選んだプランが合わない場合、同等または低い保障のプランへは変更できますが、上位の保障プランへの変更は保険会社次第です。
