メディケア保険プラン比較ガイド

メディケアは、65歳以上の米国市民および5年連続で米国内に居住している合法的移民を対象とした連邦健康保険制度です。メディケアはパートA、B、C、Dの4つのパートから構成され、パートC・Dのオプションと「オリジナル」メディケア(パートA・B)を比較することで、最適なプランを選択できます。

パートA(入院保険)

  • 入院時の費用をカバーします。月額保険料は無料ですが、滞在費の一部は自己負担となります。

パートB(外来・医療サービス)

  • 入院以外の医療サービス(処方薬を除く)をカバーします。月額保険料が必要で、年額の自己負担額(デダクティブ)があります。デダクティブを満たすと、費用の80%を保険が負担し、残り20%は本人負担です。

パートC(メディケア・アドバンテージ)

  • 民間保険会社が提供する1000以上のプランから選択できます。パートA・Bと同等の基本カバーに加え、HMO、PPO、POS、Fee‑for‑Service など多様な形態や追加ベネフィットが用意されています。すべてのアドバンテージプランは、少なくとも1つのパートD(処方薬)カバーを含む必要があります。加入には提供エリア内に居住していることが条件です。

パートD(処方薬保険)

  • 2006年に導入された処方薬専用保険です。民間保険会社がプランを提供し、月額保険料、対象薬剤リスト(フォーミュラリ)、自己負担額はプランごとに異なります。

プラン比較のポイント

  • パートA・Bはすべてのメディケアプランの基礎です。法律により、アドバンテージプランは必ずA・Bを含みます。
  • アドバンテージプランは、月額保険料と引き換えに追加ベネフィット(歯科、視覚、フィットネス等)を提供しますが、提供ネットワーク内の医療機関に限定されることがあります(例:HMO)。
  • オリジナルメディケアのカバーだけでは不十分と感じ、追加費用を負担できる場合は、アドバンテージプランやメディギャップ(Medigap)プランの検討が有効です。
  • メディケア・アドバンテージとメディギャップの比較は、米国保健福祉省(HHS)が提供する「Plan Comparison」ツールを活用すると便利です。
  • パートDのプランは、保険料、自己負担額、対象薬剤がプランごとに異なるため、同様に比較ツールで自分に合ったものを選びましょう。

メディケア - 関連記事