メディケア登録の手順とポイント
退職を控えるアメリカ人にとって、65歳になると待ち遠しいのはゴルフや旅行だけではありません。長年の不安がつづいた後に手に入れるメディケアカードは、人生の新たなスタートを意味します。しかし、受給者が選べるプランが多数あるため、最初の手続きは戸惑いがちです。ここでは、スムーズにメディケアに登録するための具体的な手順と、各パート(A・B・C・D)のポイントをわかりやすく解説します。
登録手順
65歳の誕生日の3か月前から申請を開始します。すでに社会保障給付を受け取っている場合は、システムに自動的に登録され、パートAとBが自動付与されます。
用語を理解しましょう。パートAは入院費用、パートBは医師や医療サービスの費用をカバーします。パートAは無料ですが、パートBは月額保険料が必要で、社会保障給付から天引きされます。民間保険会社を通じてAとBを取得する「パートC」もあります。
最寄りの社会保障事務所に連絡し、オンライン(medicare.gov)で手続きできるか、または対面で書類を提出すべきか確認します。
身分証明として社会保障カードを持参します。障害による受給の場合は、治療を受けている医療機関の名前も求められることがあります。
パートD(処方薬カバー)の登録は、基本のA・B登録が完了してから行いましょう。パートDは2006年に創設された比較的新しい制度で、適切なプラン選びが重要です。
メディケアのウェブサイトでパートDの登録ページにアクセスし、現在服用しているすべての薬と用量を入力します。入力情報に基づき、利用可能なプランの一覧が自動生成されます。
提示されたプランを比較検討します。月額保険料、利用者の満足度、提携薬局の距離などを基準に絞り込み、最適なプランを選択します。選択後は郵送または電話で正式に申し込みます。
ギャップ保険の検討も忘れずに。パートA、B、Dだけではカバーしきれない医療費があるため、追加でギャッププランを加入すると安心です。Humana などはパートDとギャップ保険をセットで提供しています。
以上の手順を踏めば、スムーズにメディケアに加入でき、必要な医療サービスを受けられます。
