医療略語「FBS」の意味とは?

FBS(空腹時血糖)とは

FBSは「fasting blood sugar(空腹時血糖)」の略称で、夜間の絶食(通常8〜12時間)後に測定する血糖値のことを指します。糖尿病の診断や治療経過のモニタリングに最も頻繁に利用される血液検査の一つです。

測定の条件と目的

検査前に最低でも8時間以上食事を摂っていない状態(絶食状態)であれば、得られた数値は空腹時血糖とみなされます。絶食中は体内の肝臓がグリコーゲンを分解し、血糖を一定に保つためにブドウ糖を生成します。このときの血糖濃度は、体の基礎的な血糖コントロール状態を正確に反映します。

FBSが示す意味

FBSの測定結果は、糖代謝の異常や血糖調節の乱れを早期に発見する手がかりとなります。正常範囲を超える場合は、糖尿病や耐糖能異常の可能性が示唆され、追加の検査や生活指導が必要になることがあります。

つまり、FBSは糖尿病患者の血糖管理だけでなく、一般の健康チェックにおいても重要な指標となります。

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