双極性障害の混合エピソードを乗り切る方法
概要
双極性障害は、うつ状態、躁状態、またはその両方が同時に現れる混合状態のいずれかの期間を特徴とします。混合エピソードでは、患者は躁症状と鬱症状の両方を同時に示し、日常生活や社会活動に支障をきたすことがあります。重度の場合は入院が必要になることもあります。双極性障害は常に医療専門家による綿密な管理が必要ですが、混合エピソードの間に本人や家族が対処できるよう、以下のポイントをご紹介します。
混合エピソードへの対処法
1. 医師に連絡する
主治医はあなたの既往歴や服用中の薬を把握しています。電話で症状を伝えるだけで、薬の調整や緊急の介入が必要かどうか判断してくれることがあります。
2. 自殺念慮がある場合は直ちに報告
医師と連絡が取れないときは、最寄りの危機介入センターへ電話するか、すぐに救急外来へ向かってください。混合エピソードの患者は自殺リスクが高まります。
3. 薬は指示通りに服用し続ける
医師が効果を評価し、調整や変更が必要か判断するまで、処方された薬は決められた時間に服用し続けましょう。
4. 食事や日常生活はできるだけ通常通りに保つ
混合状態では食事を抜いたり過食したり、過度に寝過ごしたりしがちですが、これらは症状を悪化させます。可能であれば、友人や家族に犬の散歩や料理、掃除などを手伝ってもらいましょう。
5. 周囲とのつながりを保つ
思考が高速になったり抑うつ感が強くなったりすると、人と接するのが億劫に感じられますが、家族や友人と連絡を取り続けることが回復への大きな支えとなります。
6. 好きなことをする時間を作る
機能が低下しているときは、こまめに休憩を取ったり、可能であれば仕事を休んで公園で散歩したり読書したり、ガーデニングや趣味に没頭したりして、リラックスできる時間を確保しましょう。
