双極性障害II型とは何か?特徴と診断基準
双極性障害II型は、双極性障害(躁うつ病)の中でも比較的軽度の形態で、うつエピソードと低躁(ハイポマニア)エピソードが交互に現れます。以下に主な特徴と診断基準をまとめました。
低躁(ハイポマニア)の定義
低躁は、気分が異常に高まり、会話が増え、睡眠欲求が減少し、イライラしやすくなる状態です。衝動的な行動(例:リスクの高い性行為)をとることもあります(DSM‑IV)。
うつ状態の定義
うつは、強い悲しみや無気力が続き、以前楽しんでいた活動への興味が失われます。場合によっては自殺念慮を伴うこともあります(米国国立精神衛生研究所)。
診断期間
双極性障害II型と診断されるには、低躁エピソードが少なくとも4日以上続き、前後にうつエピソードがある必要があります(DSM‑IV)。
診断上の留意点
完全な躁(マニア)エピソードが認められる場合は、双極性障害II型ではなく双極性障害I型と診断されます。
機能への影響
双極性障害II型の患者は、気分変動により日常生活や仕事に支障を来すことがありますが、双極性障害I型ほど重度ではありません。
