双極性障害を最初に記述した人物たち
起源
双極性障害は最古の精神障害のひとつで、古代ギリシャの医学研究にまでさかのぼります。最も早くこの疾患を記述したとされるのは、カッパドキアの医師アレタエウスです。
アレタエウス・オブ・カッパドキア
アレタエウスはローマとアレクサンドリアで活動したギリシャ人医師で、胸膜炎やジフテリア、破傷風、肺炎、喘息、てんかんなど多様な疾患を記述しました。その中で精神の高揚と抑うつの交代を観察し、双極性障害の兆候を示しました。
アレタエウスの再評価
彼の著作は長らく忘れ去られていましたが、1650年にリチャード・バートンが『メランコリアの解剖』を執筆する際に再発見し、うつ病を独立した疾患として認識させる重要なきっかけとなりました。
双極性障害の影響
この障害は、極端な高揚感や過敏性(マニア)と深い抑うつ(うつ状態)が交互に現れ、1日で変化することもあれば、数か月・数年にわたって続くこともあります。発作のタイミングは予測できません。
結論
双極性障害は変動が激しく生活に深刻な支障をきたすため、早期の専門的支援や感情の表出手段が不可欠です。本人や周囲の方は、速やかに医療機関へ相談してください。
