マリファナが双極性障害とデパコート(バラプロ酸)に与える影響
双極性障害(躁うつ病)
双極性障害は、躁状態と抑うつ状態が交互に現れる慢性の精神疾患です。米国国立精神衛生研究所によると、双極性障害患者の多くが物質乱用を伴うことが報告されていますが、マリファナなどの規制薬物が症状を改善するのか、悪化させるのかは明確ではありません。
デパコート(バラプロ酸)
米国食品医薬品局(FDA)は、デパコート(ジバルプロエクスナトリウム、別名バラプロ酸)を双極性障害の躁状態治療薬として承認しています。全米精神保健協会によれば、デパコートは抗けいれん薬であり、気分安定薬のリチウムよりも躁状態治療に頻繁に使用されます。
マリファナ
レスター・グリンスプーン医学博士らが Journal of Psychoactive Drugs に掲載した研究では、マリファナが双極性障害の症状緩和に役立つ可能性があるという逸話的証拠が示されていますが、因果関係を明らかにするにはさらなる研究が必要です。
考慮すべき点
グリンスプーン博士は、ある患者の躁症状がマリファナで改善されても、別の患者では症状が悪化することがあると指摘しています。現在のところ、マリファナが双極性障害治療薬とどのように相互作用するかは予測できません。
注意事項
マリファナは米国のスケジュールI薬物に指定されており、連邦法で使用が禁止されています。そのため、いかなる目的であれ使用すると連邦レベルでの刑事訴追リスクがあります。
