双極性障害(躁うつ病)の治療法

双極性障害は、異常な気分変動やエネルギー・思考の変化を特徴とする精神疾患で、別名「躁うつ病」とも呼ばれます。すべての患者が精神病(精神病性エピソード)を伴うわけではありませんが、精神病が起こると幻覚や幻聴、強い被害妄想などが現れ、現実感覚が失われます。精神病が進行すると、適切な治療が遅れると治療抵抗性になることがあります。治療は、適切な薬剤の組み合わせと心理療法が基本です。

必要なもの

  • 気分安定薬(例:リチウム)
  • 抗精神病薬(例:セロクエル、リスペダル、ジオドン、アビリファイ)
  • 精神科医(診断・処方・治療計画の担当)

治療手順

  1. すぐに医療機関を受診する

    精神病は現実感覚の喪失を伴い、本人や周囲に危険が及ぶ可能性があります。症状が出たら速やかに主治医に連絡するか、救急外来へ行きましょう。

  2. 気分安定薬を服用する

    躁うつ症状全般の標準治療です。既に服用中の場合は、医師と相談し用量調整や薬剤変更を行います。最も一般的なのはリチウムで、躁状態と抑うつ状態の両方をコントロールし、精神病エピソードの予防にも有効です。

  3. 抗精神病薬を併用する

    気分安定薬だけでは精神病を抑えきれないことが多く、抗精神病薬との併用が推奨されます。副作用(体重増加、倦怠感など)に注意しつつ、医師の指示のもと適切な薬剤を選択します。

  4. 急性症状の場合は入院治療を検討する

    精神科病棟での入院治療は、日常生活のストレスから解放され、集中的に薬物管理と心理支援を受けられるため、症状の安定化に効果的です。

  5. 定期的に精神科医との面談・心理療法を受ける

    診断・薬剤処方は精神科医が行いますが、心理療法も治療の重要な要素です。症状や副作用、感情について正直に伝え、継続的にフォローアップしましょう。

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