双極性情動障害に対してできることは?

双極性情動障害と診断された方とその家族は、診断を知った瞬間から大きなストレスにさらされます。友人や親戚から孤立感や見捨てられたと感じることもあります。そんなとき、愛情と精神的な支援を提供し、患者が必要な治療を受け続けられるようサポートすることが重要です。

感情的なサポートを提供する

双極性障害は、どんなに強く安定した家庭でもストレスや混乱をもたらします。ご家族が最近診断された場合、まずは感情的なサポートを提供しましょう。親族がうつ状態や躁状態にあるときには、励ましと理解を示すことが大切です。支援を受け入れやすいと思われる本人や家族と話す機会を作ってください。

友人と会うときは、話すよりも聞く姿勢を心がけましょう。相手が興味を示す話題を用意し、簡単な外出や集まりを提案すると、家族が楽しく過ごすきっかけになります。ただし、過度な刺激にならないようシンプルに計画し、患者のストレスを増やさないよう配慮してください。治療を継続すれば回復が期待できることを家族に伝えましょう。

適切な治療を受けさせる

本人が双極性障害の極端なうつ状態や躁状態は正常ではなく、生活の質や生産性を著しく低下させることを理解させる必要があります。医師の指示に従い、薬物治療を開始し、継続的に服用することで気分の安定が期待できます。

治療の一環として、違法薬物や過度のアルコール摂取を避けることも重要です。これらは一時的に気分が良くなるように感じても、過剰摂取や逮捕のリスクを伴います。

双極性障害についてさらに学ぶ

双極性障害は理解しにくい病気です。家族を支えるためには、障害の概要、症状の出方、どのタイプの双極性障害か、そして治療法について学ぶ必要があります。本人に気分障害や治療内容について質問し、理解を深めましょう。

本人に寄り添い、困難な時期を共に乗り越える意思を伝えると同時に、本人だけでなく親や兄弟、パートナーにもサポートを提供してください。医療・精神的なニーズを管理する家族の負担を軽減するために、生活面での手助けを申し出るとよいでしょう。

双極性障害 - 関連記事