双極性障害の診断テスト
双極性障害とは
双極性障害は、躁(高揚した気分)と鬱(低下した気分)を交互に経験する精神疾患です。診断は患者の症状や既往歴、家族歴を総合的に評価して行われます。
診断の流れ
1. 診断基準の確認
医師は米国精神医学会が発行する『精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)』の基準に基づき、正確な診断を行います。
2. 鬱エピソードの評価
鬱エピソードの期間、重症度、日常生活への影響などを詳しく聞き取り、記録します。
3. 躁エピソードの評価
躁状態の持続時間や具体的な症状(過活動、過度の自信、睡眠減少など)についても医師が質問します。
4. 家族歴の確認
双極性障害は遺伝的要因が強く、診断された患者の約半数が親に気分障害を持っています。そのため、家族歴を詳しく調べます。
5. 血液検査の可能性
インディアナ大学の研究(2008年、Molecular Psychiatry)では、血液検査で双極性障害を診断できる可能性が示唆されていますが、現時点では標準的な診断方法ではありません。
