双極性障害の治療に使われる薬
双極性障害の治療に使われる薬
双極性障害の方は、症状を安定させるために薬物療法が必要になることが多いです。薬と心理療法を組み合わせることで、気分の変動の頻度や重症度を軽減できます。適切な薬剤や組み合わせを見つけるために、医師と綿密に相談しながら治療を進めましょう。
治療のポイント
- 患者ごとに薬への反応が異なるため、適切な薬剤を見つけるまで数回の調整が必要です。
- 定期的な受診と症状・副作用のモニタリングが不可欠です。
代表的な薬剤
- 気分安定薬:リチウムは長期的に有効な代表的な薬です。
- 抗痙攣薬(抗てんかん薬):バルプロ酸、カルバマゼピン(テグレトール)、ラモトリギン(ラミクタール)、オキサカルバゼピン(トリレプタル)などが用いられます。
- 非定型抗精神病薬:アビリファイ(アリピプラゾール)、ジオドン(ジプラシドン)、ジプレキサ(オランザピン)などが双極性障害にも使用されます。
併用されることのある薬
- ベンゾジアゼピン系(例:バリウム、ゾロフト)=急性の躁状態や不眠時に短期間使用。
- 低用量の抗うつ薬=慎重に処方し、躁転のリスクを常に監視。
副作用
- 吐き気、体重増加、下痢、性機能障害、振戦などが報告されています。
- 副作用は薬を継続して一定期間使用した後に現れることがあります。疑問や不安は精神科医や薬剤師に相談してください。
治療上の留意点
- 睡眠パターンや気分変動を日々記録し、薬の効果と副作用を把握しましょう。
- 効果があると感じても、症状の変化に備えて定期的にモニタリングを続けることが重要です。
注意事項
- 処方どおりに服用し、自己判断で急に中止しないでください。急な中止は症状の急激な悪化や離脱症状を引き起こす可能性があります。
